池袋駅から西武線で約3分の所にある、椎名町駅。
前回の記事では椎名町のオススメ宿&シェアスペースをご紹介しました。
今回は前回の記事とは少し角度を変えて、一見通り過ぎてしまいそうな隠れ家的なカフェと、下町感が溢れる商店街、心が温まるオープンスペースの3スポットをご紹介します!
椎名町駅から徒歩5分のカフェ「lamp(ランプ)」にやってきました!
白を基調とした、コンクリート作りの外観で、一見ヨーロッパにある古風な家のよう。
住宅街の中にあり看板が小さいので、何も知らないと通りすぎてしまいそうですが、ここには地元民が愛するイチオシメニューがあるので、ぜひ寄っておきたいところ♡
このお店は、なんと築50年のスペースをリフォームして作られたんだとか。
ですが、実際にはそんな古さを感じさせない、乙女心をくすぐる、ガーリーな空間が広がっていました。
オリジナルTシャツやアクセサリー、小物を販売しているようで、店内にもそのグッズがたくさん飾ってあって可愛い…♡
席はソファー席とテーブル席、カウンター席の3種類。
冬でもお日様の光が当たっており、暖炉もついているので、ぽかぽかします。
これはつい長居したくなってしまいますね!
このカフェのイチオシメニューは、「lamp ホットケーキ」(500円)。
手作り感の溢れるパンケーキは厚みがあってふかふか。ヒツジの絵が描いてある旗がまた可愛い!
+100円でホイップクリープとバニラアイスがつけられるので、ぜひ一緒に注文してみてください。
パンケーキと一緒に食べると、お口の中に優しい甘さが広がりますよ。
一緒に注文したドリンクは、「カフェラテ」(450円)です。
ふわふわのミルクフォームの上にちょこっとシナモンが乗っていて、大人の苦味が加わっているので、特別感があります。
また、ランチタイムにこのカフェに行く人へ朗報です♪
平日と土曜12時~13時の間は、「とろけるチーズのデミグラス風ドリア」や「ハーブチキンとひよこ豆のグリーンカレー」などの食事メニューが600円という安さで食べられるんです!
先程ご紹介したホットケーキと合わせて注文しても、1,000円ちょっと。
お財布に優しくて嬉しいですよね♡
というわけで、今回は「気まぐれ野菜とそぼろのガパオご飯」を追加で注文してみました!
スパイスの効いたピリ辛のそぼろに、ごぼうやナス、キャベツなどの野菜がごろごろ。
しつこくない味付けなので、スイーツを食べたあとでもモリモリご飯が進みますよ!
スイーツを食べたら、椎名町の地元民御用達の、すずらん通り商店街を散策していきましょう〜。
アーケードがついたこぢんまりとした商店街ですが、初めて訪れる人もどこか昭和の懐かしい雰囲気を感じ、妙に落ち着いてしまうのです♪
この商店街には、500年の歴史を誇るお寺の中にあるカフェ「赤門テラス なゆた」や60年の歴史を持つ「とんかつ 恵比寿」など、老舗のお店がたくさん。
外観は古いながらも、子供から大人と幅広い年齢層に愛されているんですよ。
特にお店に入らず、散歩をしているだけでもきっと楽しいはずです♪
すずらん通り商店街沿いにある金剛院の中に併設されているのが、「赤門テラスなゆた」。
なんとお寺の境内にあるこのカフェ。外観・内観と共に和モダンな空間が広がっており、緑豊かな自然に囲まれながら、まったりと食事をすることができます。
「なゆた」は、仏教用語で「極めて大きな数」という意味。
「日常生活で、たくさんの”ありがとう”や”おかげさま”に気付き、人として限りなく大きな存在であることを感じてほしい」
という想いから、このカフェが作られたそう。
カフェに来た人同士が気軽にコミュニケーションが取り合えるような場になっているので、入りやすいですよ。
また、金剛院では今流行りの「寺ヨガ」や「説法婚活」などを開催しているので、朝活やご縁を頂きたい方におすすめです!
こちらのカフェのオススメメニューは、「ケーキセット」(972円)。
カフェの扉を入ってすぐ、ショーケースの中にある手作りケーキ約4種類の中から1種類と、好きなドリンクが選べます。
ケーキの見た目はメルヘンで可愛いので、とてもインスタ映えするんです♪
ぜひコーヒーや紅茶と一緒に写真を撮ってみてください。
今回はモンブランをチョイス♡プレートに描いてあるお花のデコレーションもテンションが上がります!
マロンストリングを一口頬張ると、和栗の香ばしさと生クリームの甘さが同時に楽しめて絶品です!
下のスポンジもふわふわで、食べているだけで自然と笑顔になれる一品。
上品な紅茶と一緒に食べると、優雅なカフェタイムを過ごせること間違いなしです。
もう1つ紹介したいカフェがこちら、2018年10月にオープンしたばかりの「LASC(ラスク)」。
すずらん通り商店街を入ってすぐ、「とんかつ 恵比寿」の隣にあります。
カジュアルラフなカフェで、ガラス越しに内観が見えるので、誰でも入りやすいですよ。
ですが、このカフェでは、コーヒーが飲めるだけではないんです!
注目してほしいのが、店名。
「LASC」は、”Local Activity Support Center(地域活動支援センター)”の略。
このカフェは、
精神障害者を支援する地域活動支援センターフレンド内の工房「studio PEPE」が、珈琲×福祉(デザイン)×活版印刷の協働プロジェクト「COFFEE PAPER PRESS(CPP)」と協力をし、
「福祉が地域にできること」を考えながら”人が自然と集まる「公園」のような場所”を目指して開設したのだとか!
施設の存在を知らない人でも、「studio PEPE」と「COFFEE PAPER PRESS(CPP)」の活動を、体感できるというわけなんです。
とは言え、イメージが付きにくいと思うので、こちらをご覧ください!
じゃーん!
この商品、何から作られていると思いますか?
実は、米や小麦の袋を、地域活動支援センターにいる人達の手によって、1つ1つ普段使いできる雑貨にリメイクしたものなんです!
ほかのお店では売っていない、ここにしかない一品。
手触りも良くお洒落ですし、普段使いしたくなりますよね♪
人気の商品は、ブックカバーやトートバックなど。
実際に使っているだけで、人の温かみが実感できると思います。
約1,000円~3,000円と手ごろに購入できますし、じっくり見て行ってくださいね。
店内で飲めるのは、「オリジナルコーヒー」(180円)。
注文後、豆から挽いてくれるので、コクが深く心温まる1杯です。
また、現在開放されているスペースは1階のみですが、今後2階のフリースペースには人工芝が敷かれ、公園のようになる予定とのことなので、楽しみですね!
店員さんはとてもフレンドリーで話しやすいので、休憩がてらお店の気になる話を聞いていってみてください。
椎名町の魅力、伝わったでしょうか?
インスタ映えする隠れ家カフェもあれば、昭和感漂う落ち着いた雰囲気の商店街、地域と施設を繋げたいという想いの元作られたオープンスペースなど、様々な一面を持つ街なんです。
ですが、共通して言えるのは、初めて椎名町を訪れた人でも迎え入れてくれるような、温かく優しい空間が確かに存在するということ。
料理の味やスタッフさんのサービス、街を歩いていてそれがひしひしと伝わってきました!
なので、椎名町は初めて一人暮らしを考えている方や、家の近くでも作業をしたり一息つける場所が欲しいなと思っている方におすすめです。
お天気のいい日には一歩足を延ばして訪れたくなる、ちょっとした故郷感のある町なので、ぜひ行ってみてくださいね。
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