パン屋からいい匂いがしたらそれはきっと…
夕方にいつも通り過ぎる商店街のパン屋さん。
ほんのり香ばしい匂いに、つい寄ってしまった…なんて経験をしたことがある人、居ませんか?
そのいい匂いの正体は、きっとカレーパンです!
江戸時代に伝わり、昭和2年に初めて作られたカレーパン
カレーパンは、1853年の江戸時代末期に日本に伝わり、1927(昭和2)年に初めて作られたと言われています。
最初からカレーパンという名前ではなく、当初は「洋食パン」という名前だったのだとか!
そこから今に至るまで、カレーの中にチョコレートやステーキ肉が入ったり色々な具が混ぜ合わされて作られているんです。
今回は、昭和、平成、令和と愛されている進化系カレーパンを5つ、ご紹介します。
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土日は早めの予約が必須です!
1. Boulangerie Shima(ブーランジュリ シマ)@三軒茶屋
カレールーの争奪戦もある⁉カレーパングランプリで最高金賞受賞
三軒茶屋から徒歩15分、住宅街のなかにひっそりと腰を下ろす「 Boulangerie Shima(ブーランジュリ シマ)」。
赤い看板が可愛く、まるで海外のパン屋のようなおしゃれな外観です。
知る人ぞ知るお店に見えますが、実はこのお店、第1回カレーパングランプリで最高金賞を受賞しており、遠方からわざわざここのカレーパンを買いに来る人もいるほどなんです!
お店んの中に入ると、人気No.1~3を色々なカレーパンが陣取っています。
注文を受けてから揚げてくれるので、売れ残っているカレーパンはしわしわ…なんてがっかりすることはまずありません。
そのため、お家で食べるのではなく、できればその場で味わってみてほしいものです♡
今回は「揚げカレーパン」(250円)を購入。
中に入っているカレーは、何度も試行錯誤を重ね、「カレーパンのカレーだけをください」というお客さんの希望が来るほど本格的で、スパイシーな味わい。
それでいて脂っこくなく、ぺろりと1個完食で来ちゃう美味しさ。
とろ~りとした4種類のチーズが入った「揚げチーズカレーパン」も大人気なので、ぜひその安定感ある、ファンに愛された味を体験してみてください。
2. 豊福@浅草
高級な黒毛和牛とのマッチングが最強なカレーパン
「豊福」は浅草の伝法院通りにあるお店。
いつも大行列が出来ている浅草メンチの隣にあり、暖簾に大きく「黒毛和牛カレーパン」と書かれているので、分かりやすいです。
お店の前を通り過ぎるだけでも、じっくり煮込まれたカレーの匂いがふわっと香ってきて、食欲がそそられます。
黒毛和牛カレーパンの種類は、「甘口」(290円)・「辛口」(300円)と2種類あります。
オリジナルのスパイスをつかったルーは8時間以上煮込んで作られるという、本格さ。
そんな美味しいカレーパンを求めにやってくるお客さんが後を絶ちません。
土日は特に人気で、売り切れ次第終了となってしまうのだとか。
外はびっくりするほどサックサク!それとは対照的に中はもっちりしていて、この衣と生地だけでもとまらなくなりそうな美味しさ。
カレーはそんなにスパイスがきつくないので、「ガチすぎるカレーよりは定番の美味しいカレーが味わいたい」という人にもおすすめできます。
ルーと一緒に煮込まれた黒毛和牛の甘みとジューシーさが染みわたっており、贅沢な一品でした。
3. 天馬@表参道
「パン・オブ・ザ・イヤー2018」を受賞した天下のカレーパン
「天馬」は表参道駅から徒歩5分のところにあるカレーパンのお店。
自由が丘や中野にも出店しています。
カレーの種類にこだわったカレーパンを食べたいなら、迷わずにこちらをおすすめします。
平日の昼間に行ったらそんなに混んでいませんでしたが、土日は並ぶ可能性があるので、午前中に行くのが良いでしょう。
種類は、「ビーフカレーパン」(250円)、「バターチキンカレー」(250円)、「とろけるチーズカレーパン」(250円)、「とろーり半熟卵カレー」(250円)、「フルーツカレーパン」(250円)など、本当に様々なカレーパンがあります。
もちろん、店内でカレーやカレーに合うチャイティーを注文して楽しむこともできますよ。
マイルドで食べやすく、それでいてじゅわっとしたカレーのコクを楽しめるのが、天馬のカレーパンの特徴。
ザクザク食感がパンを噛みしめるたびに伝わってきます。
今回は普通のビーフカレーパンと一緒に、フルーツカレーパンを購入してみましたが、フルーツの甘味がカレーと合わさり、更にマイルドになって食べやすかったです!
「シェアして食べるのがもったいない!」とお店のファンの人が口をそろえて言うぐらい、絶品のカレーパンをご賞味あれ。
4. ブーランジェリーラセゾン@参宮橋
朝活のご褒美をこのパンと共に。新フォルムの新食感がたまらないカレーパン
毎朝6時半から営業している、参宮橋の焼きたてパン屋「ブーランジェリーラセゾン」。
初台にも店舗があります。
レンガ調の外観は、ちょっぴりレトロで可愛く、朝活のお供についこのパン屋に立ち寄ってしまう人がいるそうです。
お店のおすすめが、こちらの「揚げカレーパン」(173円)。
通常、カレーパンとして認識されている丸いフォルムのものとは異なり、角のようなものがたくさんついているので、一瞬で惹かれてしまいます…。
お店に来た人は、そのカレーパンに次々とトングを伸ばしていく模様。
いったいこの角の正体は…?
クルトンでした!
中にはキーマカレーのようなカレーがどっさりと入っています。
こちらもスパイシーで、サクサクのクルトンと一緒に食べると、”ザクッとろっ”とした新食感が楽しめます。
5. 金麦@白金台
メディアにも引っ張りだこの、真っ白なカレーパン
最後にご紹介するのは、白金台から徒歩5分のところにある「金麦」。
まるでパン屋の面影が全く感じられない外観と内観は、さすが白金台…と言えるお洒落さ。
こちらのお店で食べられるのは、「金麦カレーパン」(円)。
”カレーパン=茶色”という常識を覆した、真っ白なカレーパン。
なんと、油で揚げていないカレーパンなのだとか。
2016年には、すでに「マツコの知らない世界」で紹介されています。
さすが揚げていないだけあり、他のカレーパンに比べると「もっちり感」は群を抜いています!
中は、辛口のカレーパンなので、”大人のカレーパン”とタイトルをつけるのにぴったり♡
2019年、進化系カレーパンから目が離せない!
新進気鋭のカレーパンを5つご紹介しました。
見た目のインパクトから入るのも良し。
中の具の珍しさから入るのも良し。
カレーパンは、スパイス、食感、具材など色々な楽しみ方があるので、朝ごはんのお供や、小腹が空いたときはぜひ、今回ご紹介したパン屋さんに寄ってみてください。
もっちりした食感が美味しすぎる!焼かずに食べても美味しい!と大ブームを引き起こしている「高級食パン」。
今や東京を始め、様々なお店が全国にオープンしつつありますが、実はその傍らでじわじわと人気を上げているのが「進化系カレーパン」!
従来のカレーパンを振り返りつつ、今、一部ファンの間で注目されつつある5つの「進化系カレーパン」の世界へご案内します。