4.宝戒寺

こちらには毘沙門天さまが。

「旗上弁財天社」からは、真っ直ぐ一本道!(笑)
鶴岡八幡宮前の通りを、小町通り方向と反対に歩いて行くと、そのお寺はあります。

ここは、「宝戒寺」です。
「鎌倉七福神」の毘沙門天を祀っております。
こちらのお寺は、皇室との縁が深いことでも有名です。

また、四季折々の花が楽しめることでも知られ、「萩寺」とも呼ばれています。
後醍醐天皇の命により建立。
鎌倉幕府終焉の地でもあり、元々は執権北条氏の邸宅跡でした。

御朱印は、本堂入って右側で。
「七福神の御朱印をお願いします」と言ってください。

ちなみに、どちらの寺社でもそうですが、御朱印を待つ間は、静かに書き終えるのを待ちましょう。

また、時間帯によっては、とても混雑している場合がありますので、あらかじめ時間に余裕をもって回りましょう。

宝戒寺
場所:神奈川県鎌倉市小町3-5-22
アクセス:鎌倉駅[東口]から徒歩約12分

5.妙降寺

寿老人が祀られております。

宝戒寺からは、歩いてすぐの場所にあります、「妙隆寺」は日蓮宗総寺院です。

このあたりは、鎌倉幕府の有力御家人だった千葉常胤の子孫・胤貞の別邸跡と伝えられ、一般には「千葉屋敷」とも呼ばれています。

妙隆寺は胤貞が祖先追福のため、至徳二年(1385年)、七堂伽藍を建立して妙隆寺を創建し、中山法華経寺の日英上人を開山に迎えたと伝えられています。

こちらでは、鎌倉七福神の寿老人(じゅろうじん)様がおります。
見た目通りの長寿の神様です(笑)
住宅街にある小さなお寺ですが、やはり七福神のおかげで賑わっております。

こちらが御朱印です。
これで5つ、集まりましたね。

この辺りは、住宅街と寺社が入り組んでおり、しかも、道も結構狭いです。
歩く際は、車などに気をつけて歩きましょう。

ただ、七福神を祀る寺社は、白い「七福神」ののぼり旗があるので、とてもわかりやすいかと思います。
その辺りも、初めて鎌倉観光する方には優しく親切な街です。

妙隆寺
場所:神奈川県鎌倉市小町2-17-20
アクセス:鎌倉駅[東口]から徒歩約6分

6.本覚寺

恵比寿様がいらっしゃるのはこちら!

さらに真っすぐ行くと、「本覚寺」があります。こちらも日蓮宗の寺院です。
日出上人を開山として永亨八年(1436年)に創建されました。
足利持氏が、鎌倉の夷堂があった場所に寺を建てて、日出上人に寄進したのが始まりとされています。

二代目住職の日朝上人の時代に身延山から日蓮上人の遺骨を分骨した事から、本覚寺は「東身延(ひがしみのぶ)」とも呼ばれるようになりました。

日蓮上人の御分骨は「分骨堂」に安置されています。

仁王門から入って右側にあるのが「夷堂」
とがった屋根の独特な形が印象的な建物です。
鎌倉江ノ島七福神巡りのえびす様がこちらにいらっしゃいますので、忘れずにお詣りしてください。

また、本覚寺では年の初めに「鎌倉えびす」という、えびす様のお祭りが盛大に行われます。
金の烏帽子をかぶった「福娘」さんたちが、お神酒や甘酒を振舞ってくださるようです。

私も、ぜひ一度、その頃に行ってみたいです♪

こちらが御朱印になります。
「夷神」と書かれてますね。

こちらは、仁王門を入って左手に寺務所があり、そちらで書いていただけます。

ここでも、七福神の色紙を持ってお詣りされる方と、何人もすれ違いました。
人気の高さが伺えますね。

さて、次は鎌倉駅に戻り、長谷まで移動します。

本覚寺
場所:神奈川県鎌倉市小町1-12-12
アクセス:鎌倉駅[東口]から徒歩約4分

7.長谷寺

大黒天がいらっしゃいます。

鎌倉駅から長谷駅までは、3駅5分で着きます。
大人190円です。

江ノ電は鎌倉観光には欠かせないですね!
交通手段としてはもちろんの事、写真を撮っても絵になります♪

長谷寺は、江ノ電の長谷駅から歩いて徒歩5分です。
場所がわからない方も、人の流れについていけば、迷うことなくたどり着けます(笑)

長谷寺と言えば、有名なのは「紫陽花」ですね♪
混雑時には、整理券も配布されるほどの人気ぶりです。
行かれる時は、必ずHPで最新情報を確認してからが良いでしょう。

先ずは、境内奥まで行き、本堂からお詣りしましょう。
中には、見上げるほどの大きな観音様がいらっしゃいます。

本尊である十一面観音像は、錫杖を右手に携え、岩座に立つ独特の像容で、大和長谷寺の本尊をはじめ、全国に所在する長谷寺に祀られる観音像に多く見られることから、これらを総称して「長谷寺式十一面観音像」と呼ぶそうです。

そして、上の画像は大黒堂。
鎌倉七福神の大黒さまがいらっしゃいます♪

こちらの大黒堂像は、応永十九年(1412年)の銘を持つ神奈川県でも最古の尊像です。
通常は非公開となってます。

そのご本尊に代わり、堂内には「出世・開運授け大黒天」「さわり大黒天」が祀られ、鎌倉・江ノ島七福神巡りの参拝の方々に親しまれています。

みなさんも、お詣りの際には、ぜひさわさわして来てくださいね。

そして、ちょうどその前あたりにいるのが、「和み地蔵」
こちらはフォトスポットになってます。
ぜひ、忘れずに立ち寄ってください。

七福神の御朱印は、現在は入口付近の寺務所で書いてくださいます。

色紙等を最初に預けておいて、お詣りの間に書いていただきましょう。
待ち時間を短縮することができます。

長谷寺(長谷観音)
場所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
アクセス:長谷(神奈川県)駅[出口]から徒歩約3分