群馬県沼田市って知ってる?

「もうひとつの真田丸」として、群馬県沼田市は、NHK大河ドラマ「真田丸」のゆかりの地としても注目されました。
五層の天守閣を持ち「天下の名城」と呼ばれた沼田城。
北条家、上杉家、徳川家に領地を狙われながらも、1570年から1681年と長きに渡り真田家が統治していました。
大河ドラマでは、吉田洋さんが演じ、話題となった本田忠勝の娘「小松姫」の逸話も多く残る地です。

そんな沼田市は、歴史ある寺社、美しい景色、美味しい果物もあります!
魅力いっぱい沼田市の観光スポットをご案内いたします♪

春はさくらんぼ狩りも人気の街!

実は、沼田はフルーツ狩りができる事でも有名なんです。
初夏のさくらんぼから始まって、冬のいちごまで。
たくさんの種類のフルーツ狩りを楽しむ事ができます♪

特に人気なのは、さくらんぼ狩り!
なんと、市内には42軒ものさんくらんぼ農園があるんですっ!
入園料は小学生以上1,500円から、もちろん、ご家族で楽しめます♡

そんな群馬・沼田市のおすすめ観光スポットはどこ?

それでは、そんな沼田市のおすすめ観光スポットをみて行きましょう!

きっと行ってみたくなる素敵な場所ばかりですよ◎

魅力度ないなんて、言わせないぞ♡(笑)

1.たんばらラベンダーパーク

富良野に負けないくらいのラベンダー畑!

ラベンダーと言えば、北海道富良野が有名ですが、ここ関東にも美しいラベンダー畑がみられる場所があります。
それが、ここ沼田市にある「たんばらラベンダーパーク」です。
都内からも2時間ほどで行けるとあって、そのシーズンになるとたくさんの人で賑わいます。

こちらは冬の間はスキー場として利用されている場所で、夏はラベンダー畑に変身します(笑)

営業は毎年変わりますが、おおむね6月の下旬から8月の下旬というスケジュールで、見頃は7月の中旬から8月の中旬になります。

●営業時間     8:30~17:00(最終入園は16:30まで)
●入園料     大人800円~1,200円 (開花状況により異なります)
          ペット400円(オリジナルエチケットバッグ付)
●夏山リフト料金  往復 大人900円 小学生600円
          片道 大人500円 小学生400円

●駐車料金 無料(2000台収容)

園内には、関東最大級5万株のラベンダーが咲き誇ります。
まさに、紫の絨毯を敷き詰めたような光景は、息をのむ美しさです♡

標高1300mに位置しているので、夏でも涼しく快適に散策ができるのも魅力。
お子さん連れやペットとのおでかけにもおすすめです。
そうそう!わんちゃんにはドックランもあって、これまた嬉しい施設です。

そして、園内のいたるところに、フォトスポットがありました♪
「彩(いろどり)の丘」は、サルビア、ブルーサルビア、マリーゴールドを虹のように植栽した鮮やかなフォトスポット。
手前にベンチがあり、そこで写真を撮ることができます。

「ハートの畑」はラベンダーの中に鮮やかな赤いハートが浮かび上がる絶好のフォトスポットです。
大切な人と思い出の1枚をぜひ♪
どこを切り取っても「インスタ映え」間違いなし!です。

園内は、かなりの広さで、しかも、よくお手入れがされています♪

中でも特に目を引いたのが、こちら!
可愛いガーデントピアリーです。
あのガーデンデザイナー石原和幸さんプロデュース、その名も「緑の動物達(アニマルトピアリー)」
そのつぶらな瞳、そしてキュートなおしりに、私はメロメロでした♡

でも、あんまり可愛くても触らないでくださいね(笑)!

そして、こちらに行ったら、ぜひ食べていただきたいのが、「ラベンダーソフトクリーム」
まさに、色がラベンダー色♡
来園者の2人に1人が食べるという大人気商品です。
ラベンダーから抽出した成分が練りこまれていて、頬張ると、ふわっといい香りが口のなかに広がります。

みなさんも、良かったら食べてみてくださいね。

たんばらラベンダーパーク
場所:群馬県沼田市玉原高原
営業時間:6月下旬〜8月下旬8:30〜17:00 (入園は16:30まで)ウッドランドカフェ10時から4時まで営業

2.迦葉山龍華院弥勒寺

日本一の天狗のお面がお出迎え!!

「たんばらラベンダーパーク」に行く途中にあるのが、こちら、「迦葉山弥勒寺」
京都の鞍馬寺、東京の高尾山薬王院とともに、日本三大天狗のひとつに数えられるお寺です。

実は、こちらのお寺、かなり山奥に入って行きます。
途中、道の細い場所もありますので、運転には十分に気をつけてください。
(まさに、パワースポットあるあるです(笑))

こちらの縁起は、1456年、当時の住職・慈雲(じうん)律師の高徳を慕い、迦葉山を訪れた天巽(てんそん)禅師に随伴した中峯(ちゅうほう)尊者という高僧がいました。
実はその人物は、迦葉というお釈迦様の十大弟子の一人の化身で、迦葉山の布教に尽力した後、「私の役目は終わった」と言って昇天し、そこには天狗の面が残されていたそうです。

その後、中峯尊者は中峯大菩薩(通称:お天狗さま)として、お寺の本尊として祀られ迦葉山の信仰の中心になりました。

このことから迦葉山は「天狗のお山」とも呼ばれています。

こちらで出迎えてくれたのは、狛犬ちゃんならぬ、”天狗ちゃん”
大天狗さんと烏天狗さんです。
でも、ちゃんと「阿吽」の口の形してました。

こんな山の中にありながら、結構な数の参拝者がいらっしゃるのでびっくりします。
また、喪服の方たちもいらっしゃったので、檀家さんもいるお寺なのでしょう。

それより、本殿の彫刻が素晴らしく、しばし見とれてしまいました。
また、大きな団扇があったりと、随所に天狗さんがいらっしゃいます。

でも、驚くのはまだです。

中に入ってみると、ガイドブックなどで見られたその姿が、そこにありました!
本当に大きくて、カメラに収まりません(笑)
日本一の大きさと言われる、天狗のお面が本堂左手にありました。
本当に大迫力ですっ!!

ちなみに、こちらのお詣りの方法は少し変わっています。

迦葉山参りでは、最初の年、中峰堂から天狗面を借りて帰り、次にお参りする機会に借りた面を持ち、さらに門前の店で新しい面を求めて添え、寺に納め、また別の面を借りてくるという、ならわしになっています。

かなりの数のお面がありましたので、その数だけ、みなさんの願いが叶ったという事かもしれませんね。