4. 長谷寺
国内最大級の観音様を祀る「鎌倉の西方極楽浄土」
江ノ島電鉄長谷駅から徒歩約5分のところにある長谷寺。
一年中四季折々の植物が楽しめるので別名「花寺」と呼ばれています。
牡丹やあじさいで有名な長谷寺ですが、秋には境内のもみじが真っ赤に色づきます。
中でも本堂内舞台の床に鏡のように反射する紅葉は幻想的な別世界で人気スポットです。
毎年紅葉が見頃のころに開催される「夜間特別拝観」では、夕暮れと共にゆっくりと紅葉がライトアップされます。
境内からは由比ヶ浜の広大な海を一望できます。
紅葉狩りも絶景も楽しめるおすすめスポットです。
5. 報国寺
ミシュラン3つ星!絶景「竹の庭」
足利氏、上杉氏の菩提寺として栄えた報国寺。
1334年に、天岸慧広(てんがんえこう・仏乗禅師)が開山した臨済宗建長寺派のお寺です。
約2,000本もの孟宗竹に埋め尽くされた美しい「竹の庭」で知られています。
竹の庭や竹林には散策路が整備されています。
竹林紅葉散策を楽しんだ後は、休耕庵という茶席から凛と立ち並ぶ竹林を眺めながら抹茶と干菓子で一服できます。
干菓子は報国寺オリジナルの落雁で、季節ごとに変わります。
落雁が乗っている懐紙は先代の住職が描いた墨絵がプリントされています!
黄色や赤色の紅葉と、緑の竹、苔むしたお地蔵様など紅葉の時期限定のコントラストが見事です。
鎌倉の秋ならではの非日常的な風景を楽しめます。
6. 建長寺
国内初の由緒ある本格的禅寺
鎌倉五山第1位の格式を誇り、臨済宗・建長寺派の大本山である建長寺。
鎌倉幕府第5代執権北条時頼が、1253年に宗から来日していた高僧・蘭渓道隆を招いて建立した国内最初の禅寺です。
1775年に再建された国の重要文化財 、高さ約30mの巨大な三門は圧巻です。
東京ドームの1.5倍の広大な敷地にはたくさんの文化財が点在しているため、「建長寺境内」として国の史跡に指定されています。
境内には紅葉の季節になると紅葉のトンネルが続きます。
紅葉のメインスポットである境内最奥の半僧坊は先ほどご紹介した瑞泉寺方面へつながる天園ハイキングコースの入口となっています。
7. 鎌倉宮
真っ白な鳥居と紅葉のコントラストが映える!
鎌倉幕府を倒し平和な世を実現させたといわれる護良親王(もりよししんのう)を祀っている鎌倉宮。
1869年に明治天皇の勅命により創建されました。
鎌倉宮の社務所前にあるカエデの大木が紅葉見どころスポットです。
きれいに整えられた庭にはベンチが設置されているのでゆっくりと紅葉鑑賞を楽しめます。
境内には、御土牢、宝物殿、厄割り石、ふくまねき獅子舞など必見のスポットが点在しています。
じっくり散策してみてください。
鎌倉宮は、護良親王の通称である大塔宮(おおとうのみや)にちなみ、地元では大塔宮とも呼ばれています。
明治天皇の創建つながりでご紹介したいのが、鎌倉のランドマーク源氏山の一角にある葛原岡神社です!
後醍醐天皇に仕えた公家、日野俊基卿を祀っています。
縁結びのご利益がありカップルや女性に人気があります。
広々と開放的な空間に頼朝像が鎮座する源氏山公園の紅葉も併せてチェックしてみてください!
山と海に囲まれた自然豊かな鎌倉は中世鎌倉時代に政治の中心地となり、四季折々の自然美を楽しめる人気観光地です。特に、紫陽花や紅葉の時期には絶景が広がり散策におすすめです。今回は鎌倉の秋を存分に楽しめるおすすめの紅葉狩りスポットを厳選してご紹介します!