岐阜県・まるで絵画の世界！モネの池のアクセスや見頃は？周辺観光スポット情報も！

皆さん「モネの池」ってご存知ですか？
「初めて聞いた！」というかたから「何をいまさら」というかたまでいらっしゃると思いますが、実際に行った方はどれくらいいるでしょうか？

有名で写真家にも人気なスポットですが、実際に訪れてみると滞在時間は1時間ほど。それなら、ほかの観光スポットも巡れそうですよね？
そこで今回は、モネの池についての情報から周辺のおすすめ観光スポットについてご紹介します。

「モネの池」とは岐阜県関市坂取にある池で、灌漑用に整備された貯水池です。
もともと正式な名前がない「名もなき池」だったそう。2016年頃にメディアやSNSなどで話題になり、人気スポットとなりました。

透き通る水に睡蓮の花が咲く姿が、印象派の画家クロード・モネの「睡蓮」という作品のように美しいということから「モネの池」と呼ばれるようになりました。

目を疑うほどの透明度が高い通称モネの池。でも、なぜこんなに透明なのか少し気になりませんか？

通常、多くの池は水に栄養分がたくさん含まれており、そこに微生物や藻が発生し、それを食べて虫や魚達が生活をしています。その食物連鎖の中で、池の水は濁って見えてしまうのです。

しかし、このモネの池の水源は根道神社の前にある湧き水が主なので、栄養分が少なく濁りにくいのです。

JR東海道線岐阜駅と長良川鉄道関駅からモネの池へバスが発車しています！
電車やバスなどでも行けますが、乗り継ぎや本数が少なかったりと少し不便なので、基本的には車がおすすめ。

ナビでは以下の住所を入れると、モネの池付近に着きますよ！

風土や　岐阜県関市板取400-1
アジサイ園駐車場　岐阜県関市板取396番地

駐車場の詳しい情報はフラワーパーク板取のホームページがおすすめ。

一般的に睡蓮の花が見頃な6～9月が、モネの池も見ごろだと言われています。
花が咲かない時期でも、紅葉や雪景色が幻想的でとても綺麗な池を見られます。

雨の降った翌日だと池が濁っている場合があるので、綺麗な池を見られない可能性があります。なので、晴れが続いた天気のいい日がおすすめ。
明るい日差しの光の角度によって表情の違うモネの池がたのしめますよ！

すっかり観光客に人気のスポットとなったため、この時期の土日は道がかなり混雑します。
時間をずらして早朝などに行くと、スムーズに観光できます。

モネの池の近くのフラワーパーク板取のホームページで、ほぼ毎日モネの池情報を更新しているので行く前にチェックしてみてください。

基本的には睡蓮の花が咲き始める午前中がおすすめ。

でも実際は、気温が低いと水温も低いためスイレンが勘違いして遅い時間からひらいたり、気温が高いと11時頃に全部ひらいてしまうなんてことも。その日の気温をしっかりと確認しましょう。

根道神社の鳥居の近くにある通称モネの池に到着。
ご覧ください！名画そのものです。

額にハートマークにある鯉や、プラチナカラーの鯉などが泳いでいるので見付けてみてください！
水面からよく見えますよ。

モネの池に流れる湧き水は常温14度で温かく、冬になっても凍らないのだとか。冬は雪景色の、夏は緑の美しい、秋は紅葉で色鮮やかになるので季節によっていろいろな景色が楽しめます。

池を見終わったら、近くにある根道神社にお参りしましょう。
規模が大きすぎないので、気軽に見て回れますよ。

根道神社は根道大神・伊弉冉命・大山祇神・金山比古神を祀っているそうです。
伊弉冉命（イザナミ）のといえば、子宝・延命長寿・縁結びなどのご利益で有名です。夫婦でもカップルでも、片思い中の方が来てもよさそうですね。

モネの池、根道神社を見終わったら腹ごしらえ。
モネの池から車で5分ほどで着きます。
徳兵衛茶屋は板取川沿いにひっそりと開いているお店です。

あまご塩焼き定食（1,400円）
身が柔らかく、口の中でほろほろとくずれます。
川魚の旨みと塩っけが絶妙でとてもおいしいです。

正面の窓越しの席からは、透き通ったエメラルドグリーンの板取川を眺められます。
雄大な自然を眺めながらの食事は格別で、ゆったりと昼食を楽しめます。

岐阜市郡上八幡にある大滝鍾乳洞。
モネの池からは車で50分ほどです。

チケットを買いトロッコで鍾乳洞へ向かいます。
冒険が始まるみたいでワクワクしますよ！

【営業時間】
8:30～17:00
【料金】
大人1,000円　中人800円　小人500円

大滝鍾乳洞は総延長2kmに及ぶ東海地区最大級の石灰洞窟。
見学できるのは鍾乳石の発達した700mほどだそうです。

洞窟の中は幻想的な世界が広がっていて、ドラゴンや象牙の林など様々な鍾乳石を見ながら探検できます！

今なお鍾乳石を成長させているらしく、本来の色である乳白色の鍾乳石が見られるそうです。
地球の神秘を感じられるスポットです。

博石館は中津川市蛭川にある鉱物・宝石の博物館。
モネの池からは車で1時間半ほどでつきます。

天然の水晶やダイヤモンド、古代の化石、エベレストの石など珍しい展示物のほか、さまざまな体験型イベントも行っているのでHPをチェックしてみてくださいね。

【営業時間】
9:00～17:00
【料金】
大人1,000円　子ども500円

博石館の巨大ピラミッドは、エジプトにあるクフ王のピラミッドを10分の1の大きさで再現されているそうです。
内部には石室があり、本物のピラミッドの石やエジプト大使のメッセージなどが展示されています。

ピラミッドの地下には全長350mの迷路があり、ひんやりとした薄暗い異空間が広がっています。

壁には謎の模様や絵がたくさん描かれており、隠された4つの絵を探すとお宝がもらえるとか！
子供も大喜びなスポットです。

大きな観覧車が目印の世界淡水魚園。
モネの池からは車で1時間ほど。川島パーキングエリアから高速道路を降りずに入館できるので帰り道にも寄りやすくアクセス抜群です。

【営業時間】
平日9:30～17:00
土日祝日9:30～18:00
【料金】
大人1,540円　中高生1,130円　小学生770円　幼児380円

世界淡水魚園アクア・トトは、岐阜県の自然環境や世界の河川環境を楽しく学べる水族館で、かわいい動物や魚に癒される場所です。

イベントも開催されており、カピバラのふれあい体験などがあります。

世界の魚たちも展示されています。
写真はアマゾンに生息するピラルクー。最大体長3m以上にもなる巨大魚です。見た目がごつくて迫力満点！

色々な淡水魚に出会えて、家族でも友達とでも楽しいスポットです。

織田信長が攻め落としたことでも有名な岐阜城。
モネの池からは車で50分ほど。

岐阜城は標高329mある金華山の頂上にあるため、岐阜公園から後述のロープウェーに乗るか、登山道を徒歩で登ることになります。
徒歩だと大人でも1時間ほどかかってしまうので、登りはロープウェー、下りは徒歩のように分けると様々な景色を楽しめるのでおすすめ！

【営業時間】
3月16日～5月11日9:30分～5:30
5月12日～10月16日8:30分～5:30
10月17日～3月15日9:30分～4:30
【料金】
大人200円　小人100円

岐阜城は様々な戦があった場所で、戦国時代の中心的なお城です。
かつては斉藤道三の居城でしたが、現在では織田信長の記念館と展望台になっています。

天守閣からは日本の名水百選に選ばれている長良川を眺められます。
晴れの空気の澄んだ日には日本百名山でもある伊吹山が見られることも！

開けた景色はとても気持ちいのでぜひ足を運んでみてください。
日本史にあまり詳しくなくても楽しめる絶景スポットです。

今回は人気の絶景スポットモネの池を中心に、周辺のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
モネの池に行く時や、岐阜観光をする際に参考にしてみてくださいね！