食パンに1,000円出す文化がやってきた!
2018年、ぐるなびの世相を表す”食”=「今年の一皿(R)」にピックアップされた「高級食パン」。
今年ついにブームを迎えた高級食パンですが、なんせお値段が…1,000円前後する!
同じ「パン」でも、100円台で買えるという考えの方には、なかなかハードルが高い食べものではないでしょうか…?
私もその考えだったのですが、試しに一度高級食パンを食べてみたら、その食感や味にドはまり!
ということで、今回は高級食パンの魅力が伝わるおすすめの5店舗をご紹介します。
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土日は早めの予約が必須です!
1. 乃が美@麻布十番
食パン通も一目置く究極の”生食パン”が上陸
行列の出来る生食パンが食べられるお店として、去年からじわじわと人気急上昇になりつつあるのが、「乃が美」。
今年創業6年目を迎えるこのお店ですが、北海道から九州への出店を経て、ついに東京にも麻布十番のお店が上陸!
2018年の10月オープン時には開店前に並んでも1時間半ほどの待ち時間が発生していたようで、2019年4月現在では少し落ち着き、30分~40程度の待ち時間(日によって異なります)なのだとか。
当日予約はできませんが、事前予約は承っているとのことなので、
詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
そんな乃が美の高級生食パンは、1本(1斤) 432円(税込)・1本(2斤) 864円(税込)の2タイプで販売されています。
粉の種類から材料の配合、ミキシングのタイミング、焼く温度と時間を何度も変え、製法にとことんこだわったこのお店。
「やわらかさ」「きめ細やかさ」「甘味」「香り」の4つのテーマから生食パンを作っているそう。
実際に食べてみると、ちぎらなくても折れてしまいそうな柔らかさの食パンで、とてもびっくりしました。
食パンとは思えないような、くちどけ柔らかな優しい甘さが広がります。
2. セントル ザ・ベーカリー@銀座・青山
まさにオンリーワン!食パンの食べ比べが出来るショップ
3年ほど前から「食パン専門店」としてすでに話題殺到となった、「セントル ザ・ベーカリー」。
東京の有名ベーカリー店「VIRON(ヴィロン)」から生まれたお店です。
こちらも同じく、食パンを購入するだけでも1時間程度の待ち時間(日によって異なります)が発生しているのだとか。
食パンの種類は、国産の小麦を使った「角食パン」、輸入小麦を使った「プルマン」、そして山型の食パンである「イギリスパン」の3種類。
種類によって、焼かずにそのまま食べるのがおすすめだったり、焼いてサクサク食感を楽しむものなど、イチオシの食べ方が異なります。
店内にはイートインスペースがあり、「食パンの食べ比べセット」が楽しめます。
種類は、
・ジャムセット食パン2種1,200円、食パン三種1,400円
・バター食べ比べセット食パン2種1,000円、食パン3種1,100円
・ジャム+バターセット食パン2種1,500円、食パン3種1,700円
の3タイプ。
食パン食べ比べセットには、北海道美瑛の牛乳がついてきます、
ジャムもたくさん種類があり、どれをつけようか迷ってしまいます。
もちろん、最初は小麦のいい香りがする、もっちり食感の食パンを味わってほしいです。
途中でアクセントが欲しくなったら、ジャムをつけたり、トーストでパンを焼いた後にバターをつけてみるのもいいですね。
3. うん間違いないっ!@中野坂上
惜しみないこだわりの材料が配合された、2種類の「間違いない」食パン
うん間違いないっ!
…インパクトがすごいこの名前。
2018年12月、中野坂上にオープンしたばかりの高級食パン専門店です。
名前の由来は、世界中の誰もが食べた瞬間つい「うん間違いないっ!」と口に出してしまう程くちどけが際立つ食パンであることから命名したそうです。
購入は整理券が必要になるので、開店の1時間以上前に並ぶのがおすすめ。待ち時間は平日で大体40分ほどで、休日はもっと並んでいるそうなので、早めに行きましょう。
ラインナップは、
プレーンの「Oh!間違いない」(800円)と、レーズン入りの「絶対100パーセント」(980円)の2種で2斤サイズのみ。
同時に購入する場合は、2種類の整理券が必要になるので、詳しくは公式サイトで確認してみてください。
パン生地には、きめ細やかな小麦粉と、フレッシュな生クリーム、奄美大島の真塩(マシュ)、奄美諸島のざらめ糖が使われています。
おすすめの食べ方は、厚めにスライスし、トーストで焼き上げること!
オリーブオイル、有塩バター、はちみつなどをかけて豪快にかぶりつきましょう。
耳も柔らかく、食感も滑らかなのでペロっと食べられました!
4. ジュウニブンベーカリー@新宿
水分量120%⁉代々木上原で大人気のベーカリーのもちもち食パンを堪能
ジュウニブン ベーカリーは、新宿・京王百貨店のデパ地下に出来たパンお店のコンセプトは“再発見”、テーマは“熟成”。
昔ながらの製法で作られた日本のパンが持つ食感や口どけを再現することを目指しているのだとか。
屋。
パンだけではなく、上に乗っている惣菜も1つ1つ手作りして作られています。
平日の夕方に行きましたが、行列が出来ていて15分ほど並びました。
食パンは、「ジュウニブン食パン」(486円)、「ハチブン食パン」(497円)、「ニブン食パン」(540円)の3種類。
今回ご紹介するほかのお店と比べても、比較的安いお値段で購入することができます。
特に、ジュウニブン食パンは水分量120%含んでいるということで、まるでお餅のようにモッチリとした食パンが食べられます。
他には、有塩バターが入り、水分量120%の「風船パン」や、とろりとしたグラタンの入った「マカロングラタンのタルティーヌ」がおすすめ。
次の日に食べてもモッチリ食感がしっかりと残るほど、美味しかったです!
5. あずき@二子玉
2種類の”隠し味”が生み出す、新感覚の食パン
あずきは、二子玉からすぐのところにある高級食パン専門店です。
卵を使わず、北海道産あずき100%使用を使用した食パンが大人気となりました。
行列は、平日のお昼過ぎなら並ばずに入れるよう。
休日は日によって1時間ほど並ぶ日もあるかもしれません。
パンの原料は、小麦粉、小豆、ヨーグルト、マスカルポーネの4種類。
ヨーグルトを使用することで、舌触りがなめらかに、
マスカルポーネは自然な甘みを引き出すために使用されています。
口に入れた瞬間、まずは優しい小豆の甘さが広がります。
そして、クリーミーで少し酸味のあるマスカルポーネがお口の中を幸せにすることでしょう♡
「AZUKI食パン1.5斤」は1,200円、「SHIRO食パン1.5斤」は850円です。
他にも、2種類がミックスされたものや、1枚切りのものから販売されているので、何度行っても楽しめます。
味はふわっとした柔らかさの次に、上品な香りとほんのり感じる甘みがきて、ヤミツキになるほど!
サンドイッチを作ってみても、絶対に美味しいはず!
6. どんだけ自己中@荻窪
2019年4月オープン!蜂蜜とバターたっぷりのスイート食パン
最後にご紹介するのは、
荻窪にオープンした、どんだけ自己中。
うん間違いないっ!とセットで、名前にインパクトがあるお店です。
看板にもかなり大きく文字が書かれているので、迷わずたどり着けますね!
開店は10:00で、50分前で15人待ち(日によって異なります)との情報が流れています。
商品ラインナップは、国産バターと京都から仕入れている蜂蜜を使った「自己中な極み」(800円)ともう一つは、一日限定の20個「自己中アンサンブル」(980円)の2種類。
そのため、購入は「1人2本まで」かつ「自己中アンサンブルは1人2本まで」の制限が。
おすすめの食べ方は、
①お買い上げ当日、お好みの厚さにスライス
②①を1枚ずつラップで包み、密封袋に入れて冷凍
③冷凍状態のまま、予熱のあるオーブントースターで2〜3分焼く
だそうです。
写真は、「自己中アンサンブル」。甘みの強いレーズンが入っていて、ふんわりもちもちの食パンとよく合います。
レーズンが苦手な人でも「どんだけ自己中」のパンを食べれば、きっと考えが変わるはずです!
高級食パンのブームに乗っかろう!
高級食パンの良さは伝わりましたか?
どの高級食パンも、原料にこだわり、翌日でもしっかりともっちり食感&甘みが感じられるところばかりでした。
食べ方のバリエーションも豊富で、いつ食べても楽しみがありますね!
といっても、実際に食べてみないと分からないと思うので、ぜひ一度並んで食パンの味を確かめてみてくださいね!
きっと今までにない、上質な味わいが待っています。
皆さん、最近1,000円以上する「高級食パン」がブームになっているのを知っていますか?
パンと言えば、安いもので100円以下ととても安い値段で買えるのに、なぜわざわざ並んででも1000円以上の食パンを買うのでしょう…?
そこには、5店舗共通する”かっこたる理由”があったのです!
今回は、都内で行列が出来る&売り切れ必至の高級食パン店をいくつかご紹介します。