4. 洲崎神社

リベンジの神様と言われてます

千葉県の最南端にあるのがこちら!
安房国一之宮、「洲崎神社」です。

こちらの御祭神は、天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)
安房神社のご祭神である、天太玉命(あめのふとだまのみこと)の后神になります。

洲崎神社の社伝『洲崎大明神由緒旧記』によれば、神武天皇の治世、天富命が祖母神の天比理乃咩命が持っていた鏡を神体として、美多良洲山(御手洗山)に祀ったのが、洲崎神社の始まりであるといわれています。

実は、こちらの神社さん、その歴史もさることながら、”リベンジの神様”と言われてまして…
それは、源頼朝に由来しています。

ご存知、天下統一を果たし鎌倉幕府を開いた源頼朝ですが、実は1180年伊豆で挙兵した際、石橋山の合戦で敗れ、海路で安房の地へ避難していたのです。

家臣数名に支えられて、辛くも逃げ延びた安房の地で、頼朝は「もう一度チャンスを!」と再挙を期して参拝をしました。
この時頼朝が向かったのが、この洲崎神社なのです。

その後、見事平家討伐を成功させ、願いを叶えることになり、頼朝からすれば、洲崎神社は、天下統一の願いを聞き入れてくれた神様となるわけです。

また、妻北条政子の安産祈願をもしたとされ、「結婚・恋愛」や「安産」「家内安全」のご利益もあるそうです。

5. 安房神社

日本屈指の金運アップ神社

こちらは、安房国一之宮の「安房神社」です。
数少ない一之宮ではありますが、ここ館山にはなんとっ!2つもあるんですよ!!
それだけ、パワーが宿っている証拠です。

ちなみに、安房神社のご祭神は、天太玉命(あめのふとだまのみこと)
洲崎神社とはご夫婦でございます。

なんとこちらの安房神社は、日本三大金運神社と呼ばれる、指折りの金運パワースポットと言われております。

天太玉命は、日本における全ての産業の総祖神として崇敬されており、「産業はお金を産む」という事から、金運アップの神社と言われているようです。

さて、そんな安房神社ですが、こちらの神社がパワースポットと呼ばれる所以をもうひとつ。

経営コンサルタントとして有名な、船井総研創始者の船井幸雄さん。
船井幸雄さんは「お金に困りたくなかったら、ここをお参りするといい」という、3つの神社を挙げたそうですが、そのうちの一つが館山にある「安房神社」だったそうです。

参道の両脇には、ずらりと並んだ桜の木。
春になると、美しい桜のトンネルになる事でしょう!

今年こそは!と願う、そこの君!!
安房神社をお詣りして、何かを始めてみてはいかが?

6. 高家神社

日本で唯一の料理の神様

ここは、千葉県南房総市千倉町。
千倉は、外房の海と山に囲まれ、南房総の中でも、昔ながらの「房州」的な色合いを色濃く残す街です。

そんな千倉に、日本唯一の料理の祖神をまつる神社としてあるのが、「高家神社」です。

高家神社は磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)を祀っており、その歴史は古く日本書紀にも記されています。

景行天皇が房総を訪れた際、釣った海の幸を料理して御膳に出したのが磐鹿六雁命で、その味を称賛されて以来、宮家の食事を司るようになったと伝えられています。

境内には、「包丁塚」があり、毎月17日に行われる庖丁供養祭には、調理師など料理に関わる方々が供養に訪れるそうです。

最近は、特に女性の参拝者がとても多いのだとか…

それは、やはり、恋人の心をつかむには、「料理」ということで、恋愛成就の祈願に訪れるのだそうです。

日本で唯一の料理の神様。
女子力アップに、そして、恋愛成就に、絶大なご利益があるに違いありません(笑)

彼と上手くいきたい、あなた!
ぜひ、高家神社にお詣りされてはいかが?

7. 遠見岬神社

千葉勝浦のパワースポット

こちらは、千葉県勝浦市にあります、「遠見岬神社」
”勝浦ビックひなまつり”の会場としても有名な神社です。

鳥居の先に見えるのは、”冨咲の階段”
この石段は、60段あります。

遠見岬(とみさき)は冨咲に通じ、この石段を上ると、「冨が咲き幸せになる」と伝えられているそうです。

また、遠見岬神社は、天冨命(あめのとみのみこと)の終焉の地と言われ、勝占の斎部須須立命が、その霊を祀るために、この神社を創ったと伝えられています。
この勝占の名が「勝浦」の地名になったそうです。

こちらがビックひなまつりの時の様子。

先ほどの”冨咲の階段”の階段に、見渡す限り、1200体のお雛様がずらりと並んでおります。
まさに、圧巻の様子!

これを、毎日、地元の方が並べられるんですから…
みなさんの力で、祭りが守られているのですね。

街全体がお雛様で飾られるその姿を、ぜひ、一度は訪れて、ご覧になってください。