東の果てに、面白さ求めに行く。
みなさん、”東の果て”と聞いて思い浮かべるのはどこですか?
東京は、東東京、西東京と2分されていますが、果てと言われてもどこぞや…とピンとくる人はあんまり居ないですよね。
正解は、令和になった今でも知らない人はいないあのアニメの舞台ともなっている「亀有」です!
亀有と言えば…
そう、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」こと「こち亀」の舞台となった場所です。
駅から出ると、両津 勘吉や中川 圭一、秋本 カトリーヌ 麗子の銅像が出迎えてくれることでしょう。
でも、わざわざその写真を撮るほど出かける場所でもないな~って思っているそこのあなた!
実は、亀有にはまだまだお洒落なスポットや地元民いきつけの人気店が身を潜めているですよ。
さぁ、下町の新トレンドを求めに、亀有へお出かけしに行きましょう。
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1. ドアーズ
音楽の力を感じる喫茶店
「ドアーズ」は、見るからに純喫茶!という見た目のお店。
普段入らないところに行くと緊張する…という人も、勇気を出してドアを開けてみてください。
そこには想像を超えた「音楽の世界」が待っています。
その理由は…
元々、店名は60年代のロックバンド「The Doors」からつけられたそう。
一心に音楽活動を続けるThe Doorsの姿勢に感化され、店名にしたのだとか。
そんなロックな名前とは裏腹に、店内のBGMは昭和を代表する「オフ・コース」。
そんなところも面白いですね。
看板メニューはやっぱり「ナポリタン」(980円)。
ランチセットには、サラダ・スープ・ドリンクがついています。
純喫茶と言えば、タマゴセットやトーストセットもはずせないところですが、
今回はナポリタンを注文してみました。
味はケチャップの酸味が効いていて、とてもボリューミー!
やはり、どこか懐かしさを感じます…。
看板に描かれた、「The future's uncertain and the end is always nearー」(未来は不確かだ、そして終わりはいつもそばに―」
なんだかエモさがじわじわと伝わってくる、店主のメッセージが込められた文章でした。
2. 栄真堂書店
平成生まれでも一目置いちゃう、レコードが生きている書店
「栄真堂書店」は亀戸駅北口からすぐのところにある本屋さん。
1957年に開店をしたというこのお店。
一見、普通の本屋さんに見えますが、店内をじっくりと覗いてみると…?
「昭和の新宿」や「」など、乱雑に並べられたディープな本の数々。
その古い本のいい香りに、つい手を伸ばしてみてしまいます。
古書の匂いってどうしてこんなにも落ち着くのでしょう。
そしてなにより注目してほしいのが、令和になった今、消えつつあるレコードがまだ生きているということ。
長年ファンに愛されたポップスのレコードが、確かに存在していました。
少し色褪せたジャケットのレコードですが、当時はアイドルとして名を響かせていたあの有名な方がちらほら…。
お宝の山だらけの本屋、素通りするわけにはいきません!
3. ラッキー亀有2号店
純喫茶のクリームソーダ最強説
純喫茶のクリームソーダに心躍らせる2019年。
「ラッキー亀有2号店」にも、皆さんがつい注文してしまうクリームソーダがあります。
ガラス越しに伝わってくる老舗感。
ご近所さんが集う場所で「初めまして」でも、きっと数十分いればきっとその雰囲気に溶け込んでいるはずです。
マスターと共に楽しくおしゃべりをする地元の方々。
店員さんもフレンドリーで、おすすめのコーヒーの質問をしやすかったです。
こちらが目当ての「クリームソーダ」(550円)。
強めの炭酸に、ほんのり甘いバニラアイスが乗っています。
レトロで重圧感のある空間にぽつんとクリームソーダがあるだけで、たちまち愛らしさが伝わってきます。
4. こち亀ゲームぱーく
両さんが出迎えてくれるレトロなゲーム屋
中間では、定番スポットもご紹介しておきましょう!
「こち亀ゲームぱーく」はこち亀の世界観を元にしたゲームセンター。
子供が多いイメージでしたが、置いてあるゲームが豊富なので、大人もじっくりと楽しめますよ!
サービスカウンターには「ちいき課総合案内」という名前がつけられており、しっかりと世界観が統一されているのが分かります。
ところどころにフォトスポットが設けられているので、記念に1枚どうぞ。
それなりに混雑していない感じも、下町の遊び場というかんじで、そそられます。
実際にあった両さんの机には始末書や切れそうもない領収書などが散乱しています。
まるで本当にアニメの世界に入り込んだみたいで、とってもリアル。
こんな基調な体験ができるのは、ここしかありません!
5. するが
フレッシュな果実が隠れた萌え断まんじゅう
元は元祖・栗どら焼きのお店として話題殺到した「するが」。
しっとりとした皮につつまれた、優しい甘さのあんこの栗どら焼き。
今でもその定番品を求めにやってくる人が絶えない、名店です。
こちらがどら焼き。
手に持った感じもずっしりしていて、食べ応え◎。
ですが、実は隠れメニューも存在しているんです。
それが「フルーツ大福」。
味は「まるごと温室みかん大福」、「赤肉メロン大福」、「白桃大福」など。
どれも350円前後で買え、コスパがいいのですが、人気の為に開店から1時間前後で完売してしまう日もあるのそう。
これはビビる!
ドキドキしながら11時にお店に行きましたが、無事にゲット出来ました。
実際の味は、ゴロっとした果実が薄皮に包まれていて、果汁がどんどん溢れだす!
本当に贅沢な一品でした。
6. 吉田パン
岩手の大人気ソウルフード、ここに見山!
「吉田パン」は、岩手県盛岡のソウルフードとして親しまれているコッペパン。
そのお店が亀有にも上陸しました!
お店の見た目は可愛く、そのレトロ可愛さに惹かれて入っていく女性のお客さんがちらほら。
メニューはこんなにたくさん!
あんこやジャムなどの甘い系のメニューから、たまごやポテトサラダなどの総菜系メニューまで、色々と揃っています。
ふかふかのコッペパンのなかには、ずっしりと具材が。
こちらは「ジャム」(180円)です。
食べるたびにいちごジャムの甘さが口の中に広がって、ウキウキしますね!
7. 水元公園
異国情緒感がとびぬけてる⁉春は桜、秋はメタセコイアの絶景が見られる公園
最後にご紹介するのは、地元民に愛される公園「水元公園」。
東京23区の中でも最大規模の面積を誇る、とっても広い公園。
芝生があるため、ピクニックやドックラン、BBQをしたりと色々な用途に使われています。
水元公園のおすすめの時期は春と秋!
春は桜の穴場としても知られているスポットで、約3.5kmにわたってソメイヨシノが咲き乱れます。
昼間はもちろん、夜はライトアップされた夜桜を見に来る人がちらほらいます。
そんなに混雑しないので、ゆっくりとお花見ができるはず。
また秋は、ポプラの木やメタセコイアが見頃を迎えます。
約1,800本のメタセコイアの木が立ち並ぶ様子は、まるでカナダの森にいるかのような気分が味わえます。
まったり公園デートやちょっとしたポートレートを撮るのにもおすすめ。
亀有、両さんだけじゃないよ。
東の果て、亀有を侮ることなかれ!
純喫茶やレコード屋、海外のような公園まで、見どころがたくさん。
ぜひ両さんと写真を撮りいくついでに、がっつり遊びに行ってみてくださいね。
亀有と言えば、こち亀の舞台になったことで有名ですね。
約40周年も連載されたこち亀は、今でも多くの人からの人気を博しています。
かといって、「わざわざ亀有に遊びに行こうなんてならないよ!」と思っていいる人にお届けしたい、定番スポットから未知のトレンドスポットをぎゅっとつめこみ、7か所ご紹介します。デートや観光の参考にしてみてください!