8. あじき路地

穴場セレクトショップの宝庫

清水五条駅に差し掛かる手前、宮川町を東へ進んだ先にあるのが「あじき路地」。
路地は住宅の隙間から始まっているのですが、少し見つけにくいので要注意。
実際、探しているとおじさんが「あじき路地はここだよ〜。」と親切に教えてくださいました。笑

小さな門をくぐるとまるでバージンロードのようにまっすぐ伸びる一本の路地が広がります。
左右には築100年以上の京町家が立ち並び、一見すると一般の住宅のようですが、入り口付近には小さいながら看板が掲げられています。

あじき路地はその美しさから京都景観賞や京都創造者大賞なども受賞しているのだそう。
お店は全部で14件。しかし催事などで不在になることも多く、全部のお店が開いているのは稀なのだとか。
こちらはソロ活にもおすすめのスポット。
若き芸術家たちが生み出す世界に一つだけの作品をぜひ手に取ってみてください。

あじき路地
場所:京都府京都市東山区大黒町通松原下ル2丁目山城町284
アクセス:清水五条駅[5]から徒歩約3分

9. 狸谷山不動院

リアルぽんぽこ合戦!?

左京区の山奥に広がるのが京都一乗寺にある奇妙なお寺、「狸谷山不動院」。
洛北を一望できる本堂の舞台など魅力いっぱいの山寺ですが、境内に無数に集まる高楽たぬきが話題のスポット。
たぬきが集まることから「タヌキダニのお不動さん」と呼ばれるようになりました。

ここは元々、村人の信仰の拠り所であると同時に、各地から修行の場として参籠者が集まる場所。
交通安全・厄よけ・ガン封じ祈願で知られており、周囲の村のあつい信仰が集まる場所でもあります。

境内を散策していると至るところにたぬきが出没するので自然と笑顔になります。
まるで本物の「平成たぬき合戦」を見ているかのよう。
周囲に駅はなく、最寄りのバス停から徒歩約10分とアクセスが良いとはいえない場所ですが、SNSにあげると話題になること間違いなしのスポットです。

狸谷山不動院
場所:京都府京都市左京区一乗寺松原町6
アクセス:一乗寺駅[出口]から徒歩約19分

10. 渉成園

京都タワーのお膝元

京都タワーから歩いて15分ほど、東本願寺の東側にあるのが、名勝「渉成園」。
東本願寺の別邸であるこちらの庭園は「十三景」と呼ばれ、四季折々の花が年間を通じて訪れる人々の心を癒し、和ませるイチオシスポット。

広々とした園内にはモネを連想させる池に木造でできた回棹廊など見所も満載。
都心とは思えないほど自然豊かなこの場所はどこから撮影しても映えます。
四季折々の花々が周囲を取り囲み幻想的な景色に花を添えます。

園内からは緑豊かな自然と京都タワーとのコラボレーションも楽しむことが可能です。
都心にありながらも、都心の喧騒を忘れさせてくれる渉成園を訪れれば、
きっとあなたも「なぜ今まで来なかったんだ!」と驚くはず。

渉成園 (枳殻邸)
場所:京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
アクセス:京都駅[2(烏丸地下道)]から徒歩約3分
営業時間:9:00〜16:00(受付は15:30まで)

11. かやぶきの里

かやぶき屋根のおうちにほっこり

都心から電車とバスと乗り継いで約2時間。南丹波にある美山は田園風景の広がるのどかな田舎町。
ここにある「かやぶきの里」は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された里
教科書で見たような、のどかな景色の中に佇むかやぶき屋根はまさに日本を象徴する田園風景。

江戸時代から残るかやぶき屋根の街並みが美しい美山は、京都のドライブで外せないスポット
道中に道の駅が充実しているなど、ドライブにぴったりなんです。
また秋には村中を美しく儚いコスモスが花を咲かせます。

村ではカフェやレストラン、体験施設などもあり、自然に囲まれた中で様々な体験を楽しむことが可能です。
デートはもちろんリフレッシュやドライブにおすすめです。

かやぶきの里
場所:京都府南丹市美山町北
アクセス:JR園部駅からバスで50分 JR京都駅から嵯峨野山陰線に乗車し、JR日吉駅下車。(約60分) 南丹市営バスに乗り換えて安掛下車(約35分) →道の駅美山ふれあい広場まで徒歩約2分