【後楽園】岡山県にある日本三大名園その1

岡山後楽園は、今から約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政[いけだつなまさ]が藩主のやすらぎの場として作らせた庭園です。
江戸時代の後楽園には、許しがあれば領民も入ることができ、能を好んだ綱政は自ら舞う姿を見せたり、継政以後の藩主たちは、参勤交代で岡山を留守にする間は日を決めて庭を見せていたという歴史も。
江戸時代の人々も愛した庭園を、現代の私たちも楽しむことが出来るなんて素敵ですよね。

美しい庭園をゆったり時間をかけてお散歩しましょう!

秋に訪れるさいには、真っ赤に色づく千入の森の紅葉は必見です。
2015年11月20日~11月30日までは17:00~20:30までは『秋の幻想庭園』として夜間特別開園も行われています。
四季で美しい景観を楽しむことができ、イベントや行事なども毎月開催されているので要チェックです。

岡山後楽園
場所:岡山県岡山市北区後楽園1-5
アクセス:城下(岡山県)駅[出口]から徒歩約10分
営業時間:3月20日〜9月30日/7:30〜18:00、10月1日〜3月19日/8:00〜17:00(入園はいずれも閉園15分前まで)

岡山城天守閣の荘厳さに圧倒される事間違いなし!

後楽園のすぐお隣にある岡山城です。
岡山城は、1597年に豊臣五大老の一人、宇喜多秀家が築城。黒い外観から別名「烏城(うじょう)」と呼ばれます。

岡山城
場所:岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
アクセス:城下駅から徒歩約10分 岡山駅からバスで県庁前で下車後徒歩5分
営業時間:9:00〜17:30(受付は17:00まで)

【偕楽園】茨城県にある日本三大名園その2

偕楽園は、水戸徳川藩第9代藩主徳川斉昭(烈公1800~1860)が自ら造園構想を練り創設したもので、特に好文亭については烈公がその位置や建設意匠を定めたと言われています。 偕楽園の名称は、中国の古典である『孟子』の「古の人は民と偕(とも)に楽しむ、故に能く楽しむなり」という一節からとったもので、「偕楽園記」では「是れ余(斉昭)が衆と楽しみと同じくするなりの意なり」と、述べられています。
こちらの歴史ある素晴らしい庭園です。

「孟宗竹林」
緑が鮮やかな竹林も。普段はなかなか見ることの出来ない景色ですよね。

庭園内はとても広く、いくつか回るルートがある様です。
約13haの園内には約百品種・三千本の梅が植えられ、早春には観梅客でにぎわいます。
しかし、日本庭園は四季折々美しいように設計されているので、いつの時期に行っても庭園を楽しむことが出来ますよ!

「叶玉泉」(とぎょくせん)この白い石は茨城の大理石で、このあたりは昔から湧水が多いそうです。叶玉泉は眼病にいいそうですが、残念ながら飲用不可。ひんやりと冷たい綺麗な湧水です。

茨城県・水戸市の偕楽園は、梅の季節が一番いいと思いますが、9月には萩が咲き、一年中見所があるようです!青々した「孟宗竹林」や泉が湧く大理石の「叶玉泉」はマストポイント!

偕楽園
場所:茨城県水戸市常磐町
アクセス:水戸駅[南口]から徒歩約33分 水戸駅から約20分バスで偕楽園下車後徒歩約5分
営業時間:【偕楽園】6:00〜19:00(2月20日〜9月30日)、7:00〜18:00(10月1日〜2月19日) 【好文亭】9:00〜17:00(2月20日〜9月30日)、9:00〜16:30(10月1日〜2月19日)

 【千波湖】で水戸黄門に会える!?

偕楽園の東門近くのレストハウス横を通り、偕楽橋を渡って歩いて千波湖です!
白鳥と黒鳥がのどかに泳いでいて、気持ちのいい場所です。偕楽園で歩き回って疲れた方は湖を見ながらベンチで休憩もおすすめです!

水戸といえばこの人!!
「徳川光圀像」です!またこの湖がある公園からは、水戸の街を一望することも出来ます。

千波湖
場所:茨城県水戸市千波町
アクセス:水戸駅[南口]から徒歩約22分

【兼六園】石川県にある日本庭園その3

雪景色の庭園も綺麗です。
雪のなかお散歩は少し辛いですが、庭園×雪はなかなかロマンティックなデートが出来そうです♡
春は桜、夏は葉桜、秋は紅葉、冬は雪景色など四季を通して変化する日本庭園。
江戸時代、加賀藩の庭園として造られた兼六園は日本三名園の一つに数えられる、由緒ある日本庭園です。

秋の紅葉を楽しむことの出来る「金沢城・兼六園ライトアップ~秋の段II~」は11月20日(金)から29日(日)まで開催されています。
兼六園、金沢城公園のライトアップをお楽しむことが出来ます。
残念ながら兼六園もクリスマスのイベントはありませんが、和を楽しむには十分ですね♡

兼六園
場所:石川県金沢市兼六町1-4
アクセス:金沢駅[東口]から徒歩約29分 金沢駅からバスで兼六園下、広坂、出羽町下車
営業時間:3月1日〜10月15日/7:00〜18:00、10月16日〜2月末日/8:00〜17:00

兼六園と合わせて絶対に行きたい今話題の人気スポット♡

日本の現代アートの美術館【金沢21世紀美術館】
「割烹着で気軽に来られる美術館に」というテーマで建てられた美術館です。

和のデザインと現代的空間とのマッチが素敵です!
和のデザインは海外の観光客の方にも人気があります。

こちらは「雲を測る男」 という作品。
アメリカの映画『終身犯』がモデル。この映画のクライマックスに主人公がこれから何をして生きるのかという質問に対して、「雲でも測って過ごすさ」と答えたそう。

美術館の外にある「Colour activity house(カラー・アクティヴィティ・ハウス)」
様々な色のガラスの壁の重なりが生み出す色そのものが芸術作品となっています。

こちらは「ブルー・プラネット・スカイ」
天井に四角い窓があり、空も芸術の1つとして展示されているよう。

まったく水を使用していないのに、水中の中にいるかのような水槽「スイミング・プール」
身近に感じる作品が多く、誰でも楽しめる現代芸術の美術館です。

金沢21世紀美術館
場所:石川県金沢市広坂1-2-1
アクセス:野町駅[出口]から徒歩約22分
営業時間:10:00〜18:00(金土曜は10:00〜20:00)