フォトジェネリックとは?
ネモフィラ畑からこんにちは。
プレイライフ変集長の近藤ライトです。
いきなりだけど、フォトジェニックならぬフォトジェネリックって知ってる?
…知らないよね?だって僕が作ったんだもん。
説明しますと、特許が切れた新薬と同じ成分・効き目で安く買える、ジェネリック医薬品ってあるじゃん?
何もこのジェネリックって、薬だけじゃないと思うんだよね。
例えば、お菓子。
コンビニブランドのお菓子なんてほぼジェネリックだし、ガブリチュウってお菓子、あれは完全にハイチュウのジェネリックでしょ。
あと、ピルクルはヤクルトのジェネリック。
…と、挙げていけばキリが無い。
もうお分りいただけただろうか?
つまり、地方や海外の有名フォトジェニックスポット、そこに行かなくても都内近郊に似たスポットあるよって話。
それがフォトジェネリックスポットだ!
※どっちがパクり・劣化版などといった意思は全く無し。
(こういうの書いておかないと炎上するからね、昨今は)
というわけで、フォトジェネリックシリーズ第一弾は神社編!
「何言ってんだこいつ?」と思った方も、記事を読んでいけば、「っあ、そういうことか」とわかってくるはず。
本家とフォトジェネリックスポットを比較だ!
1. 伏見稲荷大社じゃなくて…
まずはわかりやすい例として、京都の超メジャー観光スポット伏見稲荷大社。
レンタルした着物でワクワクしながら行ったものの、思いの外、鳥居が連なる稲荷山の山道がキツくて、途中でリタイアしてしまった人も多いのでは?
まだ行ったことがないという人も、京都に行ったら一度は行ってみたいスポットのはず。
ただ、京都まで行く時間とお金が無い!
そんなときにおすすめなフォトジェネリックスポットは…
根津神社 / 東京都
文京区にある根津神社!
何本も鳥居が連なっていて、入り口や鳥居の中で写真を撮れば、ほぼ同じような風景が楽しめるのだ。
京都まで行かずとも、伏見稲荷感を味わえるでしょ?
…そう、フォトジェネリックってこういうこと。
ちなみにこの根津神社、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉によって建てられたもので、かなり歴史のある神社だ。
ただ、鳥居の数と大きさはとても本家(比較するためにこの呼び方をしている)には敵わない。
しかしそれを逆手にとって、本家では成し得ないこんな写真だって撮れちゃう。
そして根津神社のもうひとつの魅力がつつじ!
約100種3,000株のつつじが咲き乱れ、境内をさらに彩る。
この景観も根津神社ならでは。
どう?フォトジェネリックスポットに行きたくなってきたでしょ?
伏見稲荷のジェネリックは他にもたくさん
2. 嚴島神社じゃなくて…
お次は広島県。
国宝・重要文化財にも指定されている嚴島神社。
本殿も美しいが、やはりこの大鳥居が有名だ。
潮の満ち引きによって、鳥居のそばまで行けたりもする。
ただ、海×鳥居という珍しい景観、なにもここだけではない。
広島に行かずとも、実は東京から車日帰りで行けちゃう場所にあるのだ。
そんなフォトジェネリックスポットが…
鵜原海岸 / 千葉県
千葉県にある鵜原海岸!
勝浦の海にそびえ立つ白い鳥居だ。
車で行くのがおすすめだが、鵜原(うばら)駅から徒歩で行けるので、電車の場合でもアクセスは難しくない。
もちろん本家同様、鳥居をくぐったりもできるぞ。
本家とは色や形も違えど、海と鳥居の神秘的な光景は存分に味わえる。
夕暮れ時に行くと、さらに神秘さを増す。
周りには何もなく夜は星も綺麗なので、天体観測の穴場とも言える。
近くには「鵜原理想郷」という秘境もある。
これまたすごいスポットなので、白い鳥居と合わせておすすめしたい。
気になる人は僕の渾身の観光プランを参考にしてみてほしい。
3. あしかがフラワーパークじゃなくて…
第1弾のラストはあしかがフラワーパーク。
季節によってたくさんの花が咲き誇るが、5月に咲く藤の花は特に人気で有名。
ただ、あまりにもインスタ映えしてしまうため、昨今かなり混んでいるのがネック。東京からも日帰りで行けるしね。
…え?神社編なのに神社じゃないって?
まぁ、そんなこと言わずにフォトジェネリックスポットを見てくださいよ。
亀戸天神社 / 東京都
江東区にある亀戸天神社!
亀戸天満宮とも呼ばれていて、亀戸駅と錦糸町駅から徒歩で行ける。
約100株もの藤の木があり、本家同様、藤の花が咲く棚を拝めるぞ!
(藤まつりの時期はこっちもけっこう混むんだけどね)
けっこう同じような風景でしょ?
神社だからこそ味わえるのは、藤の花と太鼓橋とのコラボ。
そしてこれ、なんとなくどっかで見覚えないですか?
…そう、歌川広重の浮世絵!
ピンときてない人はググってみて。「あー、これか!」ってなるから。
浮世絵にもなるほど美しいフォトジェネリックスポットだということだね。
そして歌川広重の時代には成し得なかった現代のコラボ。
藤の花×スカイツリー!
もはや浮世絵との比較みたいになっちゃったけど、いくらスカイツリーがデカいからって本家のフラワーパークでもこの共演は見られないでしょう。
フォトジェニならぬフォトジェネを見つけよう!
いかがだっただろうか?
しつこいようだが、どっちが良いとか悪いとか、そういう意図は全く無い。
「お出かけするきっかけになってくれれば良いな!」と思い、この特集を組んだ次第。
フォトジェネリックスポットはまだまだたくさんあるので、続編に乞うご期待!
「他にもフォトジェネリックスポットあるのに!」って人は、#PLAYLIFEのハッシュタグをつけてTwitterでつぶやいてくれれば、エゴサしてリプかファボか何かしらしちゃうぞ★
世間では、未だインスタ映えだのフォトジェニックだのが流行っている。ただ、行きたいスポットが遠かったりめちゃくちゃ混んでいたりと、問題もある。そこでおすすめしたいのが、フォトジェニックならぬフォトジェネリックスポットだ。「は?どういうこと?」と思うかもしれないが、ちょっと読んでみてほしい。